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ウクレレ抱いた渡り鳥
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“湯村食堂”のラーメンと餃子
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昼飯前に、太宰治も通ったという天然温泉の銭湯でまったりし、湯村温泉にある“竹中英太郎資料館”を見学。
江戸川乱歩、夢野久作、横溝正史等の怪奇幻想小説の挿絵を書き、昭和初期の大衆画壇に一時代を築いた超個性的な画家である。
見学しようと思ったら扉には鍵がかかり受付には誰もいない。
呼び鈴を押すと上の家から館長さんの女性が下りて来て鍵を開け入れてくれた。
本当に個人のお宅という感じの部屋に、原画や資料が展示してある。
いやあ、なんと素晴らしい作品の数々。
これらの挿絵があったからこそ、小説の怪奇幻想の世界に読者がずんずんと引き込まれて行ったのだと言っても過言ではないだろう。
またぜひ訪れて見入りたい超個性的な作品の数々、体感したい異空間である。
なんて、私はとても感じ入ったんだけど、一体年間どれだけの人が来館するんだろうねえ。
ぜひ甲府に来た節には訪れてみて欲しい。
そして、ひなびた温泉街の昼下がり。
“湯村食堂”で食べた、何のひねりも飾りも無いシンプルなラーメンと餃子。
こうでなきゃねえ。
美味いなあ。
なかなかに充実した、楽しい甲府の裏散策であった。
伴ちゃんありがとう!
by wshakoda | 2009-12-16 11:45
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