善光寺までの参道をのんびり歩き、お参りをした後は、信州大学の向かいにあるお気に入りの古書店へ。
ゆったりとした空間に綺麗に本が並べられた、とても居心地の良いお店。
時間を忘れてあれこれ見入ってしまう。
古い建物の残る路地を散策し、これまたお決まりのコース、“ふくや”で中華そばを食べる。
醤油色の濃い、シンプルな中華そば。
ホッとする美味さの一杯である。
そして、2009年最後のライブ、日本橋“RINDO”へ。
急ぐ必要も無いし、新幹線を使わずに在来線で東京に出ることを考えていた。
がー、しかし！
今は途切れてしまった、軽井沢駅と横川駅の間をどう移動するかである。
かつての碓氷峠を在来線は走っていないのである。
バスの便があるが、本数は少なく全く使い物にならない！
結局、新幹線を使え！ということなのだ。
日本全国、新幹線開通という、一方的で押し付けがましい表面的な利便性の裏で、こうやってどんどん不便な地域が増えているっていう事実なのである。
嗚呼、振り返れば今年も旅から旅への毎日。
慌ただしく2009年も幕を閉じるのであった。