2月12日(月)
九州から戻り、つかの間の休息の後大阪へ向かう。
新幹線は味気ないねえ。単なる移動手段だ。窓開かねえし!って、もう窓開くの無いもんなあ。
汽車の窓から駅弁買う、ってのももはや幻。汽車が動きだしても、ギリギリまで歩きながら売ってたりしてた、あの駅弁売りのスタイルももう見られないんだねえ……。
だいたい最近の駅弁はつまらん!
やたらと種類あり過ぎだし、豪華さを競ってごちゃごちゃといろんなもんが入り過ぎだ。
そんなご時世に、我が道をつらぬくが如く、ずっと昔から変わっていないであろうこの駅弁!
「崎陽軒のシウマイ弁当」
“シューマイ”じゃないよ!“シウマイ”だもんね!
最近は、紙やプラスチックの容器の駅弁ばかりだけど、ちゃんと経木で、ふたがかぶってて、紐でこそしばってないけど、大きさといい正しい駅弁の形。
そして、シンプルな内容。
シウマイ5個、鳥唐揚げ、卵焼き、かまぼこ、竹の子の煮物、昆布の佃煮、紅生姜、カジキ鮪の照り焼き、小梅、ごまのかかったご飯、あんず。
なんとも無駄の無いおかずのバランス!奇をてらった様なもの無し!
どれもなかなか美味いし、ビールのつまみにも良い。
“あんず”に異を唱える人もいるようだが、私は昔から大好きだからウレシイ!当然最後に食べます。
昔は陶器の可愛いい醤油さしが入っていたと思うが、それは今、特製シウマイの折り詰めに入っている。いくつか種類があったりして集めると面白いよ。