カレーと言えば、かくれた名曲『カレーを食べてカララララ』収録の「Curry Blow」はまだ在庫あるし、買って聴いてね。
縁が出来たお店には置いてもらって店内でかけてもらわんといかんね。
チャンポンの次はカレーで攻めるか?!
“八木カレー”ですっかりスパイシーな体になり、熊本駅まで散歩。所々、古い蔵造りの商家が残っていたりするが、これもいつまであるかなあ。
新聞に、九州新幹線開通時に建て替えられる熊本駅の完成予想図が載ってたけど、どこもかしこもこんなのにしやがって!って腹立つねえ。
駅前再開発の気配が漂い、古い建物がポツポツ残り、空き地が目立つ。
二本木のあたりも変わってしまうのかなあ。あの、いかがわしさのまだ残る町並み、独特の雰囲気も、消えてしまうのだろうなあ。
だいたい、新幹線てやつが日本国中の町をつまらなく、ダメにしてる悪の根源だね。
そんなに早く移動しなきゃならんのかいな!
西鹿児島駅も良い感じだったのにあんなのになっちゃったし。
鹿児島本線の景観は素晴らしかったのに、新幹線はトンネルばかりで何も見えん!
そんな、ちょっぴり淋しい想いを胸に、球磨川の流れを見下ろしながら肥薩線の川線を人吉へ向かう。沿線の駅はどれも素朴なたたずまいで、ホッとする。駅近くの木造の集会所で、おばさん達が集まって踊りの練習をしているのが見えたりして。
人吉駅は、構内に転車台や石造りの機関庫も残ってるし、昔ながらの“駅”!って感じでウレシイ。
駅前再開発なんてのには無縁かもしれないけど、それはそれで町の活気の無さをあらわしちゃったりもしてる訳だよなあ……。などと考えつつも“Bear's Cafe”の吉村さんと相良村の温泉“茶湯里”へ。
もう温泉に入らないとやってけませーん!体質だなあ。
露天風呂でおじさん達が「胃ガンの手術で胃を全摘した場合のその後の食生活、及び手術技術の進歩」というテーマを全員が体験をもとに話していた。
自分達も病気の話題をよくするようになったが、まだまだ甘いな。
温泉の後、食堂で「五木村加藤食堂直伝田舎そば」を食べる。
まさに田舎のばあちゃんが打って切った、という感じの「極太極短ぼそぼそそば」だ。麺というよりも、食感としては「そばがき」に近い感じかな。
甘めの汁に噛みごたえのある地鶏も美味い。
素朴な一品にホッとする一時。